目標を立てても、思ったように
進まず苦しくなることはありませんか？
「もっと頑張らなきゃ」
「理想は高くないとダメ」と思うほど、
現実とのギャップに苦しんで動けなくなる──。
実は、僕自身もそうでした。
逆算思考で大きな目標を立て、
計画を立てて動こうとするほど
プレッシャーが強くなり、
最終的には
うつ状態になってしまったこともあります。
でも今は、その苦しみから抜け出し、
行動力を取り戻して、コンサルとしての成果も
安定して出せるようになりました。
きっかけは「USP（自分だけの強み）」を言語化し、
定期的に更新するようになったことです。
この記事では、
- 逆算思考で苦しんだ僕の実体験
- USPを言語化して心が軽くなったプロセス
- 占い師・コンサルがすぐに取り入れられる具体ステップ
をお話しします。
もしあなたも
「目標に追われて苦しい」
「もっと自分らしいサービスにしたい」と感じているなら、
きっとヒントになるはずです。
H2-1：逆算思考が占い師・コンサルを苦しめる理由
逆算思考や高い目標設定は、
一見すると
「成功するための正しい方法」
のように見えます。
実際、多くの自己啓発本やビジネス書には
「ゴールから逆算して行動しよう」
と書かれていますよね。
でも、占い師やコンサルのように
日々お客様と向き合い、
感情や人間関係を扱う仕事では、
この逆算思考がかえって
苦しみを生むことがあります。
理想と現実のギャップが苦しみになる
僕自身、過去に
「1年後にこうなりたい」という理想像を立て、
逆算で計画を組んで行動していました。
でも、計画通りにいかないと
「自分はダメだ」
「まだ足りない」と
どんどん自己否定が強くなり、
精神的に追い込まれていったんです。
目標が高いほど、
現実とのギャップも大きくなります。
「今の自分は全然ダメ」
という思いが募ると、
モチベーションは下がり、
行動量も減ってしまう……
この悪循環が続くと、
成果どころか
心身の不調にもつながります。
実際、僕はこの状態が続いて
うつ病を経験しました。
感情の波が大きい仕事だからこそ危険
占い師やコンサルは、
お客様の悩みを聞いたり、
問題解決をサポートしたりする仕事です。
感情を使う仕事だからこそ、
自分自身が苦しい状態だと
パフォーマンスに影響します。
「目標を達成しなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」と
プレッシャーをかけ続けると、
余裕がなくなり、
結果的にお客様との関係にも
影響してしまうのです。
計画よりも「今」に集中する大切さ
僕が学んだのは、
未来をコントロールしようとしすぎない方が
パフォーマンスが上がるということ。
今この瞬間にできることに集中することで、
自然と行動量が増え、思いもよらない方向で
成果が出ることもあります。
まるで自転車に乗れるようになるまで
何度も転ぶように、試行錯誤そのものが
成長のデータになるんです。
USPを言語化すると心が軽くなる
逆算思考で苦しんでいた僕が
まず取り組んだのが、
USP（Unique Selling Proposition）
＝自分の強みを言語化することでした。
USPとは「あなたが提供できる独自の価値」や
「他の誰でもなく、あなたに依頼する理由」です。
占い師であれば、
「なぜこの人に占ってもらうと安心するのか」
「どんな変化が得られるのか」
という部分。
コンサルなら、
「この人と話すと前に進める」
「考えが整理される」
といった独自の強みです。
言語化することで迷いが減る
僕がUSPを言語化したとき、
一番変わったのは
行動の迷いが減ったことです。
「どんな発信をすればいいのか」
「どんな企画を打ち出せばいいのか」が、
自然と決まるようになりました。
迷いがなくなると
エネルギーが前に進み、
行動力が戻ってくるんです。
USPは進化するもの
大事なのは、
一度言語化したUSPを
「固定しない」こと。
サービスを改善したり、
受講生の声を聞いたりする中で、
強みは進化していきます。
例えば僕の場合、
最近は「鑑定文に人間味を取り戻す添削サポート」を取り入れました。
これもUSPの一部であり、
進化の証です。
USPが明確だと自信が生まれる
USPが更新されるたびに、
「これなら他の人がやっていない価値を提供できる」と
自信が持てるようになりました。
自信があると、トリッキーなアイデアも恐れず実行できますし、
失敗しても
「これは次に活かせるデータだ」と思えるようになります。
USPの言語化は、
単にブランディングのためだけではなく、
心の整理と行動の起点にもなるんです。
実体験から学んだ「USP更新習慣」
USPは一度決めたら終わりではありません。
むしろ、サービスが進化するたびに更新していくものです。
僕自身、この「更新する習慣」を取り入れてから、サービスの質もコンサル力もぐんと上がりました。
人のために動くとUSPが進化する
きっかけは、
受講生のためにやった
ちょっとした工夫でした。
例えば最近では、
「鑑定文の添削サポートを導入しよう」と決めたのも、
ある受講生の文章に課題を感じたからです。
「このままだと機械的に見えてしまって、
クライアントさんがリピートしにくいかもしれない」と気づき、
改善策を探しました。
結果として、心に届く文章を書くコツを教える仕組みができ、
これは僕のUSPの一部になりました。
このように、
誰かのために動いた結果が、
サービス全体の強化につながるのです。
気づきをその場で記録する
USP更新習慣のコツは、
「気づいたらすぐ書き留める」こと。
スマホのメモでも、手帳でもOK。
- 受講生がつまずいていたこと
- 自分が提案して喜ばれたこと
- 改善したら成果が出たこと
これらをメモしておくと、
あとで見返したときに
「これが新しいUSPだ」と
気づきやすくなります。
毎月見直す仕組みを作る
僕は月に一度、
自分のUSPを言語化し直しています。
「今、自分の一番の強みは何か？」
「新しく加わった価値はあるか？」
と振り返ることで、
常に進化した状態を保てるんです。
この習慣があると、
「今の自分は何を届けられるか」が
明確になるので、
次の施策や企画も
スムーズに出てきます。
USP更新は
「自分の成長を見える化する作業」でもあります。
更新するたびに、
「こんなに進化していたんだ」と自信が湧き、
次の行動へのエネルギーになります。
H2-4：占い師・コンサルが今すぐできる行動ステップ
USPを言語化して更新する習慣は、
今日からすぐに始められます。
ここでは、僕自身が
実践しているシンプルなステップをご紹介します。
ステップ1：日々の気づきをメモする
- 受講生がつまずいていたポイント
- 自分が工夫したこと、喜ばれたこと
- 成果が出たときのやり方やプロセス
メモはスマホやノートでOK。ポイントは「思いついたらすぐに書く」ことです。
ステップ2：気づきをコンテンツ化する
- standFMで話す、SNSに短文で投稿する、ブログにまとめる
- 話す・書くことで自分の考えが整理され、深まる
- 誰かに教えるつもりで発信すると学びが定着します
ステップ3：月1回、USPを書き直す
- 「今の自分の一番の強みは何か？」を書き出す
- 先月と比べて進化した点、変わった点を追加
- 言葉にすることで迷いが減り、次の企画や施策が決まりやすくなります
ステップ4：次の一手を決めて実験する
- 書き出したUSPをもとに「こんな企画を試そう」「こんな発信をしてみよう」と決める
- 完璧に計画する必要はありません。小さくテストして、反応を見ましょう
- 成果や反応はまたメモして、次の更新に活かします
この4ステップを回すことで、
「気づく → 言語化する → 行動する → 強みが進化する」
という成長サイクルが自然と回り始めます。
まとめ
逆算思考や高すぎる目標は、
時に占い師やコンサルを
苦しめてしまいます。
理想と現実のギャップに
押しつぶされそうになると、
行動が止まり、結果も遠ざかってしまいます。
そんなときこそ、
- 今この瞬間に集中する
- USP（自分の強み）を言語化・更新する
というシンプルな方法が効果的です。
僕自身も、逆算思考で
苦しんでいたときに
USPを言語化することで
迷いが減り、行動力が戻ってきました。
その結果、サービスの質が上がり、
受講生の成果も伸び、
コンサルとしての自信も高まりました。
今日からできること
まずは小さな一歩として、
今日の気づきを1つメモすることから
始めてみてください。
「こんなサポートをしたら喜ばれた」
「こんな改善を思いついた」など、
どんな小さなことでもOKです。
それがあなたの
次のUSP更新のヒントになります。
行動すればするほど、
あなたの強みは進化し続けます。
ぜひ今日から、
「気づきを言葉にして、次の行動につなげる習慣」を
スタートさせてみてください。
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