- はじめに：「変わりたい」と願う人へ、今この瞬間を届けたい
- 習慣の奥にあったのは、「感情から逃げる癖」だった
- 「逃げ道」が消えると、人生の“音”が戻ってきた
- 統計で見る「依存と向き合う人たちの現実」
- それでも私は今、“揺れながら立っている”
- 頭がクリアになると、「人生の輪郭」が戻ってくる
- 呼吸が深くなると、「不安に飲まれなくなる」
- 起業2年目、本気で人と向き合えるようになってきた
- 「本当は、変わりたかった」だけだった
- 心の中の“揺れ”を、他人と比べなくていい
- 自分の“輪郭”を、ようやく取り戻しはじめている
- あなたは今、何をやめたいと思っていますか？
- 変わる勇気は、“ほんの小さな一歩”からでいい
- 🎁 副業・起業で「本当の自分」を取り戻したい人へ
- 最後に——
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はじめに：「変わりたい」と願う人へ、今この瞬間を届けたい
「もうやめたい」「でもまた失敗するかも」
そんな気持ちを抱えたまま、今日も一日が過ぎていく。
かつての私も、毎晩「明日こそ」と思いながら缶ビールを開け、タバコに火をつけていた。
実は今、私は禁酒・禁煙の7日目を迎えている。
酒もタバコも、同時に断つなんて無謀だと思っていたけれど、心のどこかで「ここが変わり目だ」とわかっていた。
だから今、この記事を書いている。
同じように「変わりたいけど怖い」と思っている、あなたに届けたくて。
習慣の奥にあったのは、「感情から逃げる癖」だった
私が酒とタバコを手放せなかった理由。
それは単なるストレス発散や気分転換じゃない。
“感情を感じないようにするための装置”だったんです。
嫌なことがあった日、
仕事がうまくいかない日、
人間関係で落ち込んだ日。
そんな日は、決まってこう思っていました。
「何も考えたくない」「とにかく、この気持ちを消したい」
そして無意識にコンビニで酒を買い、
ベランダでタバコに火をつけていました。
「飲みたい」わけじゃない。「吸いたい」わけじゃない。
“感じたくない”から、それを選んでいただけだった。
「逃げ道」が消えると、人生の“音”が戻ってきた
酒とタバコをやめてからの7日間。
毎日が静かなようでいて、驚くほど感情が騒がしい。
・焦り
・不安
・怒り
・さみしさ
・過去の後悔
それらがまるで押し寄せるように、私の中に湧いてきた。
「うわ、俺ってこんなに感じてたんだ」と驚いたほど。
でも同時に、こんなことも感じ始めていた。
「これが、自分と対話するってことなんだ」と。
統計で見る「依存と向き合う人たちの現実」
厚生労働省などの調査によると、
日本では約220万人がアルコール依存のリスクを抱えているとされています（2023年・厚労省資料より）。
また、習慣的に飲酒をしている成人男性は約3割にのぼり、飲酒が日常化している実態が浮かび上がっています。
喫煙については、2023年時点の厚生労働省の調査で、成人男性の約25.6％、女性の約6.9％が現在も喫煙者とされています。
この数字から見えてくるのは、
「やめたくてもやめられない」人が、想像以上に多いという現実です。
それでも私は今、“揺れながら立っている”
7日目。
正直、いまだに「吸いたい」と思う瞬間はある。
「今日だけ飲もうかな」と悪魔の囁きもある。
でも、私は今、自分の感情と一緒に立っている。
逃げずに、否定せずに、ただその“揺れ”を感じている。
我慢じゃなく、対話。
戦うんじゃなく、受け止める。
そんな風に過ごせる日が、少しずつ増えてきた気がする。
頭がクリアになると、「人生の輪郭」が戻ってくる
酒もタバコも手放して数日。
驚くほど、世界が“静か”になりました。
これは決して、感情が消えたわけじゃない。
むしろ逆です。
“ノイズ”が消えたことで、自分の感情の声がクリアに聞こえるようになった。
朝、目が覚めた瞬間に感じる
「スッキリした」という感覚。
食事をしたときに気づく、
「あれ、こんな味だったっけ？」という新鮮さ。
会話をしていても、
相手の話が自然に頭に入ってくる。
タバコも酒も、いつの間にか自分の感覚を鈍らせていた。
そうして“なんとなくの人生”を生きていたことに、やっと気づいたんです。
呼吸が深くなると、「不安に飲まれなくなる」
個人的にいちばん変わったと感じたのは、呼吸の質です。
禁煙してから、明らかに息が深く吸えるようになりました。
これまでは、いつも胸のあたりに“何か詰まっている”ような感覚がありました。
息が浅くなっていると、思考もネガティブになる。
感情の起伏も激しくなる。
そしてまた酒とタバコに頼る——そのループ。
でも、今はちがう。
朝の呼吸だけで、「あ、自分は生きてるな」って思える瞬間がある。
これは医学的にも裏付けがあります。
厚生労働省の公式資料などによると、
- 禁煙直後（20分以内）に血圧と脈拍が安定し、
- 8〜12時間後には血中の酸素濃度が正常化し、呼吸が楽になる効果が見られます。
- 2〜12週間（約1〜3ヶ月）のうちには肺機能が着実に改善し、咳や息切れといった呼吸器症状も軽減します。 （出典：厚生労働省 e‑ヘルスネット）
「脳の働きが改善」とまでは明記されていないものの、酸素供給が安定することで集中力や睡眠、全体的な体調にプラスの影響が期待できると考えられます。
起業2年目、本気で人と向き合えるようになってきた
私は今、起業して2年目を迎えています。
最初の頃は、がむしゃらに動いては空回りし、
夜になると酒に頼って「疲れた理由」をごまかしていました。
でも最近、ふと気づいたんです。
受講生とのセッションが、前よりも“深くなっている”と。
言葉を聞いて、ちゃんと“感じ取る余裕”がある。
反応じゃなく、「応答」できる自分がいる。
それって、頭がクリアになったから。
そして何より、“ごまかし”をやめたから。
人と本気で向き合うには、
まず自分と本気で向き合わないとダメだったんだと、今さら気づかされました。
「本当は、変わりたかった」だけだった
禁酒・禁煙って、よく「我慢」とか「根性」と言われます。
でも7日やってみて思うのは、それよりも“気づき”の連続なんだということ。
・なぜ私は飲むのか？
・なぜ私は吸うのか？
・なぜ私は「今のままでいい」と思っていたのか？
それは全部、「変わるのが怖かったから」なんですよね。
でも裏を返せば、
「本当は変わりたかった」だけなんです。
心の中の“揺れ”を、他人と比べなくていい
人によって、7日目なんてまだ序の口かもしれない。
「たった7日で何言ってんだよ」と思う人もいるかもしれない。
でも私は、それでもいいと思っています。
“今の自分の揺れ”に価値を感じているから。
変化って、数字じゃなくて体感です。
日々のちょっとした違和感や、
ふとした瞬間に訪れる静けさ。
その小さな気づきこそが、人生を変えていくヒントになる。
自分の“輪郭”を、ようやく取り戻しはじめている
酒をやめ、タバコをやめて、7日。
数字だけ見れば、まだ“ほんの序章”かもしれません。
でも私は今、
「自分って、こういう人間だったんだ」という感覚が、うっすらと戻ってきています。
・音楽を聴いたときに、涙が出る
・自分の声が以前よりもやさしくなった気がする
・夜、布団に入るのが怖くなくなった
それはきっと、「感じること」を自分に許せるようになったから。
逃げずに、戦わずに、ただ“一緒にいる”という在り方を、
この7日間で少しずつ身につけはじめている気がします。
あなたは今、何をやめたいと思っていますか？
この記事をここまで読んでくださったあなたは、
きっと何かしらの“変化”を心のどこかで望んでいるはず。
・やめたい習慣がある
・変わりたいけど、怖くて一歩が踏み出せない
・誰かの本音が、今はただ聞きたかった
それも全部、かつての私と同じです。
でも、「変わりたい」という感情が芽生えた時点で、もう変化は始まっていると私は信じています。
変わる勇気は、“ほんの小さな一歩”からでいい
何も、すべてを完璧にやめなくてもいい。
失敗したって、また立ち上がればいい。
でも、もしあなたが
「今のままじゃ、もうイヤだ」と思っているなら——
その気持ちを、どうか忘れないでください。
その声が、これからのあなたを引っ張っていってくれます。
🎁 副業・起業で「本当の自分」を取り戻したい人へ
私は今、自分らしく働くことをテーマに副業・起業支援をしています。
でも、それはテクニックやノウハウだけじゃなく、
「自分との向き合い方」こそが、すべての起点だと強く実感しています。
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最後に——
変わるのに、資格なんていりません。
何歳だって、どんな状態からだって、
人は変わろうと思った瞬間から、変化の道を歩きはじめる。
あなたが、あなた自身と出会いなおすきっかけになれたなら。
この記事を書いた意味があったと思えます。
一緒に、揺れながら進んでいきましょう。
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