先日、友人から「いつも色んなこと覚えてるよね。どうやって管理してるの?」と聞かれました。
正直に言うと、僕自身が全部覚えているわけじゃないんです。Notionに全部入れてあるから、いつでも引き出せる。ただそれだけなんですよね。
結論から言うと、Notionは「育てる第2の脳」です。記録するほど賢くなって、あなたの思考パートナーになってくれます。
今回は、僕が実際にNotionを使い始めてから感じた衝撃と、初心者でもすぐに始められる活用法についてお話しします。(この記事は、2025年12月3日開催のNotionセミナーを元に再構成しております)
ChatGPTに出会ったときと同じ衝撃だった
僕がNotionを本格的に使い始めて、もう半年以上になります。
最初は「便利なメモアプリかな」ぐらいの感覚でした。でも使い込んでいくうちに、2年前にChatGPTと出会ったときと同じレベルの衝撃を受けたんです。
ChatGPTが出たとき、「自分はここまでできるんだ」「こんなアイディアを生み出せるんだ」って、自分の可能性が一気に広がった感覚がありました。
Notionも同じなんですよね。
ChatGPTで出したアイディアや、AIとの対話で得た気づきを、どんどんNotionに入れていく。そうすると、自分だけの「知識のデータベース」が育っていくんです。
なぜNotionが「第2の脳」になるのか
自分の考えを忘れても大丈夫
人間って、自分が喋ったことや考えたことをすぐ忘れちゃうんですよね。
「あのとき何かいいアイディア思いついたんだけど、なんだっけ…」
こういう経験、ありませんか?
Notionに入れておけば、過去に思ったこともメモも全部残っている。自分が忘れても、Notionが覚えてくれている。この安心感は本当に大きいです。
情報に「自分の色」がつく
ネットにある情報って、いくらすごくても「ただの情報」なんですよね。
でも、そこに自分の感情や体験、心が動いた瞬間を加えると、情報に色がつく。
たとえば、健康系の本を読んで「こういう食生活をしたいな」と思ったこと。発信系のコンテンツを見て「こういう働き方がしたいな」と感じたこと。
そういう「自分の意味づけ」がある情報をNotionに溜めていくと、どんどん自分だけのデータベースが育っていきます。
複利で成長していく
Notionの情報って、複利で増えていくんです。
今日ひらめいたことが溜まる。1ヶ月後に振り返ると、過去の情報と今の情報が組み合わさって、新しい気づきが生まれる。
まるで雪だるまみたいに、自分だけの知識がどんどん膨らんでいく。これがものすごく感動するんですよね。
AI連携で「自分以上に自分を知ってくれる存在」になる
NotionはChatGPTやClaudeといったAIと連携できます。
これがまた衝撃的で。
たとえば、1ヶ月分のメモをNotionに入れておいて、AIに「私の今月の課題を教えて」「私は今何に悩んでると思う?」と聞くと、自分の考えに照らし合わせて答えてくれるんです。
正直、僕以上に僕のことを知ってるみたいな感覚になります。
AIと話すとき、いちいち背景を説明しなくていい。「Notion見て」と言えば、すぐに文脈を理解してくれる。これで議論のスピードが格段に上がりました。
同じことを何度も調べる無駄がなくなる
AIって便利なんですけど、使っていると「前もこんなこと話したような気がする…」ってこと、よくありませんか?
同じ議論を何度もしたり、同じことをGoogleで何度も調べたり。これって本当に時間がもったいない。
僕の場合、たとえば「ClaudeがNotionに接続できないと嘘をつく問題」が起きたことがあったんです。そのときの対策をNotionにメモしておいた。
そしたら10日後にまた同じ問題が起きたとき、Notionを見ればすぐに解決方法がわかる。また一から調べ直す必要がない。
こういう小さな積み重ねが、長期的にはものすごい時間の節約になります。
初心者がNotionを始めるときの心構え
最初は「棚を作る」必要はない
Notionを始めようとすると、「まず整理の仕組みを作らなきゃ」と思いがちです。
でも、それがハードルになって始められない人がすごく多い。
セミナーでも参加者の方から「棚の作り方がわからなくて、1年半止まってました」という声がありました。
結論から言うと、最初は整理しなくていいんです。
まずはメモをぶち込むだけでOK
一番シンプルなやり方は、こうです。
- 日付をタイトルにしたページを作る(例:「12月3日」)
- そこにメモをどんどん書き込む
- 終わり
これだけ。
整理は後からAIがやってくれます。カテゴリ分けも、タグ付けも、後からいくらでもできる。
まずは「溜める」ことだけ意識してください。
本が増えていくイメージで
本棚を想像してみてください。
最初は本が少ないから、適当に並べておけばいい。でも増えてくると「ビジネス」「健康」「趣味」とカテゴリ分けしたくなる。さらに増えると「マーケティング」「経営」と細分化していく。
Notionも同じです。
まずは溜めて、後で整理。溜めて、整理。この繰り返しで、自然と自分だけの知識体系ができあがっていきます。
僕が実際にNotionに入れているもの
参考までに、僕がNotionに入れているものを紹介します。
ビジネス系
・事業のアイディアメモ
・学習した内容の記録
・マーケティングの気づき
・お客様との対話記録
プライベート系
・料理のレシピ(家族に好評だったもの)
・睡眠時間の記録
・運動量の記録
・健康面の振り返り
正直、なんでも入れてます。
「娘がこの料理をうまいと言った」みたいな小さなことも記録してる。来年からは紙の手帳をやめて、Notionだけにしようと思っています。
占い師・コンサルタントにおすすめの使い方
セミナーでは、占い師の方から「お客様の鑑定情報を溜められますか?」という質問がありました。
これ、めちゃくちゃ相性いいです。
・お客様ごとの鑑定履歴
・命式やホロスコープの記録
・対話の内容とフィードバック
こういうデータを溜めていくと、「私の商品は太陽星座が風系の人に響きやすいな」みたいな傾向が見えてくる可能性があります。
バーのマスターが常連さんの好みを覚えているような感覚で、自分のお客様を深く理解できるようになる。
発信者なら、投稿のアイディアを溜めたり、「何が反応良かったか」を記録しておくのもおすすめです。
まとめ:Notionは「育てる」もの
Notionは、使い始めてすぐに効果が出るツールではありません。
でも、コツコツ情報を溜めていくと、ある日ブレークスルーが起きる。「これがあれば何でもできるかも」という感覚が生まれる。
僕にとって、ChatGPT → Notion という流れは、人生を変えるレベルの出会いでした。
来年以降は、NotionとAIエージェントを組み合わせて、さらに自分の可能性を広げていきたいと思っています。
まずは今日、Notionをダウンロードして、何か1つメモを入れてみてください。
それが「第2の脳」を育てる第一歩になります。
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