「ブログのカテゴリ、ぐちゃぐちゃだな…」
そう思いながら、ずっと後回しにしていました。
僕のブログは2024年1月頃にスタートして、約2年。記事数は145件まで増えて、自分の方向性も変わってきた。でも、カテゴリ構成は当時のまま。古い記事、方向性の違う記事、内容の薄い記事が混在していました。
「いつかやらなきゃ」と思いつつ、何から手をつけていいかわからない。全体像を把握するだけで疲れそう。そんな理由で、ずっと先延ばしにしていたんです。
結論から言うと、AIと対話しながら整理したら、1〜2時間で終わりました。しかも、記事の整理だけじゃなく、カテゴリ構成自体の見直しまでできた。今回はその実体験をシェアします。
なぜカテゴリ整理が必要だったのか
2年前と今では、僕自身の状況がかなり変わりました。
当時は「とにかく記事を増やそう」という気持ちで、思いついたことを片っ端から書いていた。占いの話、AIの話、ビジネスの話、健康の話…。カテゴリも「なんとなく」で作っていました。
でも2年経って、自分のターゲットや発信の軸が明確になってきた。すると、過去の記事が「これ、今の方向性と合ってないな」「この記事、内容が薄いな」と気になり始めたんです。
読者目線で考えても、カテゴリがぐちゃぐちゃだと「このブログは何のブログ？」となってしまう。整理しないと、せっかく書いた記事が埋もれてしまいます。
一人でやろうとして挫折した過去
実は以前、一人で整理しようとしたことがあります。
まず記事一覧をエクスポートして、Excelに並べて…。でも、145件の記事を前にすると、どこから手をつけていいかわからない。「この記事はどのカテゴリ？」「これは残す？消す？」と考えているうちに、頭がパンクしました。
結局、数件見ただけで「また今度やろう」と閉じてしまった。それが何度も繰り返されて、気づけば2年が経っていました。
まずカテゴリ構成自体を見直した
今回は、Claude（AIアシスタント）と一緒にやってみました。
最初にやったのは、記事の整理ではなくカテゴリ構成の見直しです。
2年前に作ったカテゴリは、正直なところ「とりあえず」で決めたものが多かった。AIに「今後の発信方向とズレないか、多角的に分析してほしい」と相談したら、Notionに記録していた情報まで見て、こんな指摘をくれました。
「Notion活用がカテゴリに入っていませんが、今後Notionセミナーを開催するなら、カテゴリを作った方がいいのでは？」
「ウェルネス系の記事は今後も書きますか？書かないなら、カテゴリ自体が不要かもしれません」
確かに、2年前は自分のアウトプット先がブログしかなかったから、健康や自己啓発の記事も書いていた。でも今はNotionで日々の振り返りができているから、わざわざブログに書く必要がない。
こうやって対話しながら、カテゴリ構成を根本から見直しました。
ビフォー：2年前のカテゴリ
・AIと未来技術（39件）
・副業・起業ガイド（29件）
・タロット占い・占い（28件）
・探究と成長（17件）
・スピリチュアル・ウェルネス（9件）
・ポリシー（6件）
・その他（複合カテゴリ等）
カテゴリ名も抽象的で、どこに何があるかわかりにくい状態でした。
アフター：新しいカテゴリ
・占い×AI活用
・経験を講座にして稼ぐ
・Notion×仕組み化（新設）
・占いの知識
・成功ストーリー
・ルナCEOについて
変更のポイントは3つです。
1. ターゲットに刺さる名前に変更
「副業・起業ガイド」→「経験を講座にして稼ぐ」に変えました。僕のターゲットは40〜60代で経験を活かしたい人。「副業」という言葉より「経験を講座にする」の方が響くと判断しました。
2. 今後の発信に合わせてカテゴリを新設
「Notion×仕組み化」を新設。これからNotionセミナーやテンプレート販売を強化していくので、受け皿となるカテゴリが必要でした。
3. 書かなくなったジャンルのカテゴリを削除
「スピリチュアル・ウェルネス」は削除。今後書く予定がないカテゴリを残しておくと、読者を混乱させるだけです。既存の記事は「占いの知識」か「ルナCEOについて」に振り分けました。
AIと対話しながら記事を整理
カテゴリが決まったら、次は各カテゴリの記事整理です。
やり方はシンプル。WordPressの記事一覧をコピーして、AIに貼り付ける。すると、AIが記事を分類して「この記事は残すべき」「この記事は内容が薄いから削除候補」と提案してくれます。
僕がやったのは、AIの提案を見て「うん、それでいこう」「いや、これは残したい」と判断するだけ。自分で一から考える必要がないので、サクサク進みました。
実際の流れ
ステップ1：カテゴリごとに記事を確認
まず「占い×AI活用」のカテゴリから。記事一覧をAIに見せると、「PVが高い記事」「内容が実践的な記事」「方向性がズレている記事」を分けてくれました。
ステップ2：削除候補を提案してもらう
AIが「この記事は文字数が少なく、内容も薄いので削除候補です」と教えてくれる。自分では「まあ、あってもいいか」と思っていた記事も、客観的に見ると確かに不要だった。
ステップ3：自分で判断して削除
最終判断は自分でやります。AIの提案を参考にしながら、WordPressで実際に削除。「消しました」と報告すると、AIが「いい感じになりましたね。次はどのカテゴリやりますか？」と返してくれる。
ステップ4：次のカテゴリへ
1つのカテゴリが終わったら、次へ。この繰り返しで、全カテゴリを整理しました。
ビフォーアフター
整理後の各カテゴリはこんな感じです。
占い×AI活用：10件
方向性の違う記事を削除して、実践的な記事だけに厳選。
経験を講座にして稼ぐ：22件
SNS・集客・起業系をバランスよく配置。
占いの知識：41件
タロット物語シリーズは価値があるので現状維持。
全体として、「このブログは何のブログ？」という疑問がなくなり、カテゴリを見れば内容がわかる状態になりました。
AIを使ってよかったこと
一人でやっていたら、たぶんまた挫折していたと思います。AIと一緒にやってよかった点は3つあります。
1. 全体像を整理してくれる
記事一覧を渡すと、AIがすぐに分類してくれる。自分で「えーと、この記事は…」と考える手間が省けました。
2. 客観的な視点がもらえる
自分で書いた記事は、どれも愛着がある。でもAIは「この記事は文字数600字で内容が薄いです」と冷静に教えてくれる。その客観性が、決断を後押ししてくれました。
3. 対話しながら進められる
「次はどのカテゴリやる？」「これ消していい？」とやり取りしながら進めるので、孤独じゃない。ナビゲートしてもらいながら進める感覚で、サクサク終わりました。
まとめ：後回しにしていることこそ、AIと一緒にやろう
ブログのカテゴリ整理、ずっと後回しにしていました。でも、AIと対話しながらやったら、1〜2時間で終わった。
しかも、単なる記事整理ではなく、カテゴリ構成の見直し、今後の発信方向との整合性チェックまでできた。一人でやっていたら、ここまで深くは考えられなかったと思います。
もし「やらなきゃいけないけど、面倒で手がつけられない」というタスクがあるなら、AIに相談してみてください。一人で考えるより、ずっとラクに進みます。
まずは、タスクの内容をAIに伝えるところから。それだけで、次のステップが見えてきますよ。
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