先日、僕の受講生で占い師歴25年の華印レンさんと一緒に「AI手相占い講座」を開催しました。
このセミナーのきっかけは、レンさんとチャットで話していたときに「手相ってAIでいけるんじゃない?」という会話から生まれたんです。実際に試してみたら、かなりの精度で鑑定できることがわかって、今回初公開となりました。
結論から言うと、AIを使えば手相の知識がなくても、手の写真を撮るだけで鑑定ができます。
この記事は、2025年10月24日に開催したセミナー「1時間でできる!はじめてのAI手相占い講座」の内容をまとめたものです。
手相占いの「挫折あるある」
レンさんは鑑定士として25年のキャリアがあるのですが、実は手相は最初の頃に勉強して「面白くない」と感じて、実際の鑑定ではほとんど使っていなかったそうです。
その理由を聞いてみると、従来の手相占いには共通した壁があることがわかりました。
分厚い資料や本を渡されて、延々と説明を受けて、膨大な量を覚えなければいけない。生命線がどうの、運命線がどうの、年齢から読み取る方法がどうの……。この「覚えることの多さ」が、多くの人にとって手相の入り口を狭くしていたんですね。
でも今は、AIを使えばその壁が一気になくなります。
なぜ手相占いはAIと相性がいいのか
レンさんが興味深いことを教えてくれました。
AIに占いをやらせるとき、誕生日から見る占い(四柱推命や西洋占星術など)は「必ず間違う」そうです。計算が複雑で、AIが正確に処理できないことが多いとのこと。
ところが手相の場合は、写真という視覚情報をAIが解析するだけなので、かなり精度の高い鑑定ができるんです。
つまり、手相はAIが得意な領域ということですね。
AI手相占いの具体的なやり方
やることは本当にシンプルです。
ステップ1:手の写真を撮る
撮影のポイントとしては、利き手と反対の手を撮影します。左利きの人は右手、右利きの人は左手ですね。利き手と反対の手が「先天的な資質」を表し、利き手が「後天的な変化」を表すと言われています。
指先から手首まで全体が映るように撮ってください。
ステップ2:ChatGPTにアップロードして解析
撮った写真をChatGPTにアップロードして、手相を見てもらうだけです。
レンさんは「AI手相師」という専用のGPTs(カスタムChatGPT)を作成していて、今回のセミナー参加者にはそれをプレゼントしていました。
ステップ3:AIとやり取りしながら鑑定を深める
AIが出した結果をベースに、質問を重ねていくことで、より詳しい鑑定ができます。
たとえば「仕事運について詳しく教えて」「今後10年間の流れを見て」「どんな方法で一番伸びるか教えて」といった形で深掘りしていくと、1時間ぐらいは余裕でやり取りできるそうです。
セミナーでの実演:驚きの精度
セミナーでは、レンさん自身の手相をAIに解析してもらう実演がありました。
結果を見て驚いたのは、その精度の高さです。
「50代半ばで生活の方向転換がある」という結果に対して、レンさんは「サラリーマンを辞めて独立した時期とぴったり」とコメント。「人生後半にこれまでと全く違う分野で第2の人生のスタートがある」という結果も、機械設計技術者から占い師・鑑定士にキャリアチェンジしたレンさんの実体験と一致していました。
さらに「人に合わせすぎたり、意見を飲み込みがちな性格」「考えすぎて行動できないことがある」といった性格面の分析も、レンさん自身が「その通り」と認める内容でした。
参加者の手相も鑑定してみた
セミナーの後半では、参加者の方々の手相も実際に鑑定しました。
ある参加者の方は「60代以降に運気のピークが来る」「人を導く、継承する役割に向いている」という結果が出て、今まさに占い師としてデビューしようとしているタイミングと重なっていました。
別の参加者の方は「晩年型で、55歳から63歳にかけて運気が上昇する」「リーダーシップ、心理教育、講座運営などが強い」という結果。これも、現在の活動内容と見事に一致していました。
参加者の皆さんが口々に「当たってる」「その通り」と反応していたのが印象的でしたね。
AI手相占いを商品化するアイデア
レンさんからは、AI手相占いを実際のビジネスに活かすアイデアも共有されました。
入り口商品として使う
対面占いの館では「手相500円」で見て、そこから高いメニューに進めていく手法があります。ココナラなどのプラットフォームでも同じことができて、手相を1000円や500円で出しておいて、オプションで四柱推命や西洋占星術など高単価メニューを提案するという流れです。
オンライン鑑定との相性
Zoomなどでオンライン鑑定をする場合、相手にカメラに手をかざしてもらうだけで鑑定できます。その場でAIに解析させて、結果を読み上げながら自分なりの解釈を加えていく。これなら遠方のお客様にも対応できますね。
対面鑑定でも活用可能
対面の場合は「手を見せてください、写真を撮らせてくださいね」と言って撮影し、その場でスマホでAIに解析させる。結果をそのまま読むのではなく、お客様との会話を通じて人情味のある鑑定に仕上げていくのがポイントです。
「悪いこと」をどう伝えるか
セミナー中、レンさんのAI手相師に「悪いことは言わないのか」と質問してみる場面がありました。
AIからの回答は「長所を伸ばす観点から読み解くようにしている。手相は変わるので、悪いことを言うよりも、まずは良いところをどう活かせるかを重視する方が実践につながる」というものでした。
これはレンさん自身が25年間の鑑定で心がけてきたことと同じだそうです。悪いところがあっても、それを良くするためのアドバイスをしてあげるのが占い師の役割。「良い」「悪い」とだけ言うのは占いではない、と。
よく「占い師に見てもらって、どうしようもなくなった」という相談を受けることがあるそうです。だからこそ、お客様に寄り添った鑑定が大切なんですね。
今日からできること
まずはご自分の手相をChatGPTに見てもらうところから始めてみてください。
家族や友人の手相で練習を重ねると、手相だけでもコンテンツとして成立するレベルになります。覚えることがほぼないので、使い方さえ覚えれば、占い師として活動できるレベルのことができるようになりますよ。
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